スマイルタウンにお住まいのお客様に
「スマイルタウンをお選びになった理由」を伺うと、
「間取りが気に入ったから」という理由が上位にランクインします。
ここでは、スマイルタウンの間取り開発のヒミツをご紹介します!
スマイルタウンの開発では、すべての現場で、設計スタッフ全員がそれぞれの視点で1棟、1棟すべてのプランを考案していくことで、住まいの可能性を広げていきます。分譲メーカーでは珍しい取り組みで、効率の面では非常に手間のかかるプロセスですが、スマイルタウンでは一つでも多くの笑顔が生まれる住まいをつくるうえで、いつまでも安全で使い勝手の良い間取りは欠かせないため、プランの考案はとても大切にしています。
また、参加する設計スタッフはベテランも新人も同じ条件で取り組みます。若いスタッフにとっては自身の設計した間取りが採用されるチャンスとしてモチベーションアップにもなり、ベテランも若いスタッフのアイデアに触れることで新たな発見や刺激になることも少なくありません。こうした業務を通じてスタッフ同士がお互いの成長の場につながっているのも、アスティークらしさの一つの特徴といえます。
同じ物件の間取りでも、異なるデザイナーにより提案されるプランは実に多様。たとえコンセプトは同じでも、生活動線の使い勝手や空間の利用方法、屋内外の景観など、さまざまな要素をもとに、設計スタッフがそれぞれに展開していくことでいろいろな案が出てきます。
設計スタッフがそれぞれに考案した間取りプランの選定は、販売部門や仕入れ部門等の担当者以外にも各部門の責任者も参加する現場ごとに行われるプロジェクト会議でプレゼンテーションが行われます。
提示されるプランは最初無記名で行うことで、「誰が作ったか」ではなく、純粋にどのプランが最適かを協議しやすくしていますが、設計スタッフにとっては緊張の瞬間でもあります。
「1号棟のここが良いけど、2号棟はこっちがいい...」など、自由な意見交換がなされ、後半は設計したスタッフの意見も交え、デザイナーの設計意図や現場のニーズなどを議論していきます。
時に会議は白熱することもありますが、参加メンバーがそれぞれプロとしての立場で真剣に意見をぶつけ合うことで、よりプロダクトが洗練されていきます。
提出されたプランの数々。この5棟現場では合計25パターンのプランが提案されました。その一つひとつのプランをプロジェクトメンバーで精査していきます。設計担当者の考案とその説明によって新たな視点からのセールスポイントが生まれたり、仕入れや販売からの市場ニーズのフィードバックを共有する場でもあります。
会議で上がった意見を基に開発のコンセプトや街並み全体のデザインは崩さずに、プランの使い勝手や建物の個性を高めていきます。
プロジェクトによっては提案されたプランからほとんど変更なく決定する場合もあれば、いろいろな意見から再度考案、調整をしながら最終的に提案時からは大きく変わったプランで決定することもあります。
この一見効率の悪い?(実際手間と時間はとてもかかっていますが…)プロセスそのものが、スマイルタウンの大きな魅力としてお客様に喜んでいただける間取りプランの提案につながっており、それを開発するアスティークスタッフの育成にもつながっているのです。
住宅のプロが集まり、あらゆる視点で議論を重ね、よりよい形に磨かれていくことでようやく完成するスマイルタウンの間取りプラン。多い時には3~4回プランを練り直すこともありますが、それだけ設計スタッフの全員参加の社内間取りコンペは、妥協せずにお客様に寄り添うためのプロセスとして、アスティーク内で重視されています。